2007-01-01から1年間の記事一覧

最近仕事で

まったく土地勘も専門性もない契約書の確認やら改定やらをしているのだけれど、これが中々面白い。以前からおれカネ先生が指摘していたような気もするけど、契約書や法律の条文の構造って、まず定義があってその後遂行方法があって例外処理もあって、とプロ…

なんだ

この星は。 消せないのかな。 何かの罠ですか。

こ、これでも傷ついてるんだからねッ!

なんというかおっさん、つまり僕より上の連中はネガティブフィードバックが本当にへたくそだなあとつくづく思った今日この頃。これがビシッと正鵠を射りまくったご意見であれば謹んで拝聴するに吝かではないのだけれども、どうでも良いというか最早それあな…

原爆発言

って爆弾発言のなんかすごいのみたいでアレだ。いつかみんな忘れた頃に使おう。方々で言われてるけどあの立場でこの発言は確かに突っ込まれてもしょうがない罠。選挙前だし。というかそもそも論として突っ込まれるような発言を繰り返している時点で政治家と…

宮沢喜一氏死去

ああ残念。占領時代からバブル崩壊後まで、外交、経済の両分野で大きな仕事をした人だった。そして仕事が大きかっただけに、評価が分かれることの多い人だった。僕自身はまだちゃんと彼の仕事を評価できるほどの知識はないけれども、それでも彼にはもっと色…

BIS年次報告をガイアツに使う日銀

例のキャリートレードが原因で「異常な円安」だから利上げしてもおk、ってBISの年次報告、どっかで聞いた話だなあと思ったら、量的緩和を止めるときにも同じことやってたのを思い出した。詳しくは「日銀の量的金融緩和政策、転機迎える・BIS年報」でぐぐ…

Roy HaynesのCD

後で参照用にメモ。今ざっと見渡して発見したうちにあるロイヘインズ参加CD。もっとあるかと思ったけどこんなもんですか。ってLockjawのなんかなんで持ってんだろう僕は(笑)。で、どうやらこの中では64年のIt's Time!からハイハットを2・4で踏んでない感じ…

Roy Haynes @ Blue Note Tokyo

2日目のセカンドセットに行ってきました。ステージ向かって右側のドラムが良く見える席をゲット。そういえばElvinが来たときもこのあたりの席で聴いた気がする。遠い目。ロイ・ヘインズはなんと今年で御年82歳。セットが始まってしばらくは全然ハイハットを…

最近読んだ本 その5

気付いたら18冊も溜まってたのであっさりメモしておきます。ナショナリズムという迷宮―ラスプーチンかく語りき作者: 佐藤優,魚住昭出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (33件) を見る確か年末の…

またまたご無沙汰しております。

生きてます。色々ありますがとりあえず元気です。髪切ってきたのは確か5/2(木)です【誰に向かってsvnseeds】。なるべく1ヶ月以上は間をあけないようにしていたつもりなのですがあいちゃいました。わはは。ていうか気付いたらこのダイアりーも5年目に入った…

ハムスターを動力源としたシュレッダー

http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=103/articleid=88629/noguuさんからmixi経由で。すべての企業は情報漏洩防止のためにこのシュレッダーを導入するべきと愚考いたします。

最近読んだ本 岸信介特集 その4

ということでまだ続いております(その1、その2、その3の続きです)。だんだん読んでる本の分野が岸信介関連から離れて戦後史そのものになってきつつありますがそこはそれ。早いところ今あるストックを読み切って戦前の昭和や明治時代にまで手を伸ばしたいの…

ご無沙汰しております。

どうもこうばたばたしており、かつ季節の変わり目は毎度のことながらなんとなくやる気も出ず、そもそもズボラでインプットは好きでもアウトプットはキライな性分なんで、一度更新しなくなるとずるずると放置が続いてしまいます。エイプリルフールが花見をし…

「経済停滞の原因と制度」のまとめ

経済停滞の原因と制度 (経済制度の実証分析と設計)作者: 林文夫出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2007/01/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 74回この商品を含むブログ (12件) を見るあちこち(というか極一部w)で盛り上がっているこの本ですがとりあ…

そんな事よりおまいら、ちょいと聞いてくれよ。

前のエントリとあんま関係ないけどさ。このあいだ、本石町の日銀行ったんです。日銀。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、政策決定会合開催中、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬…

金利とキャリートレードと為替の動き

韓リフ先生のところで紹介されていたサンフランシスコ連銀のキャリートレードに関する論説「Interest Rates, Carry Trades, and Exchange Rate Movements」を全訳してみました。面倒なので今回は一切許可とってません(笑)。突貫で訳した(現実逃避w)のと…

僕はとてつもない何かを感じたんだ!

ryozo18さんのところ。爆笑しますた。受け答えのアレな感じがオリジナルと日銀、両方の香ばしさをこれ以上ないくらい引き立たせており素晴らしい出来と思います。なんかfhvbwxさんのところといい、コピペ文で金融政策批判することにとてつもない何かを感じて…

政治ポジションテスト

Yahoo!みんなの政治 - 統一地方選挙特集 - 政治ポジションテストSchuldさんのところ経由。僕もやってみました。 あなたは「リベラルかつ大きな政府を目指すタイプ」です! 「社会・経済の激しい変化にさらされても、国民が人間らしい生活を維持できるように…

日銀のリーク問題まとめ

さて、ついでにといってはナニですが、この日銀の「構造問題」(笑)とも言うべきリークについて、目に付いたものをまとめてクリップしてみました。リークに関する記述のみ引用してありますが、もちろん他にも重要且つ興味深い記述がありますので、是非リン…

"Money Mess" by Anil K. Kashyap

以下はThe Wall Street Journal Asia, March 1, 2007, page A13に掲載された、Anil K Kashyapシカゴ大学教授による"Money Mess"の全文訳です。訳そのものは3/2に完成していたのですが、Kashyap教授及びWSJより正式に許可を得るのに時間がかかったため、本日…

進化論者ですが何か?

Re: http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20070225#c1172670796なんか進化論者だと都合悪いことでもあるんですかね?「進化論者であると公開の場で宣誓」って言うほど進化論者って特殊なモノか?わけわからん。誤解を恐れずに(というかむしろ前提でw)言う…

髪切ってきた

といってもそれは先週の木曜日、2/22のことであります。というわけでどうもご無沙汰しております。なんだかばたばたしていてろくに本も読めず気付いたら早1ヶ月。その間色々ありました(遠い目)。以下回想。消費者金融4社、審査厳しく・「融資お断り」2人…

ホワイトカラー・エグゼンプションとイノベーションと格差問題と40年体制2.0、またはこの道はいつか来た道。

また旧聞に属する話題ですが毎度ナニなお話をひとつ。似たようなことはきっともうとっくに誰かが書いてると思うし勘違いも多く含まれてると思うのでその点ご指摘いただければ幸いです。例のホワイトカラー・エグゼンプション(以下WE)を導入する/しないで世…

岸信介特集 その3

さてしつこくまだ続いております。だんだん岸信介そのものというよりは日米外交史や吉田茂や昭和史そのものに興味が移りつつあったりして(笑)。その1、その2の続きです。 日米同盟の絆―安保条約と相互性の模索作者: 坂元一哉出版社/メーカー: 有斐閣発売日…

Gapminder World 2006, beta

既に旧聞に属するというかもうまったく話題についていけてないわけですが【今更何をsvnseeds】、こここれは面白すぎる。諸君 私はデータがs(略)。econ-economeさんの日々一考(ver2.0)より。bewaadさんやid:koiti_yanoさんも取り上げてらっしゃいますね。…

id:svnseedsの読み方について

「せぶんしーず(SeVeN SEEDS)」です。ghotiの読みとあわせて駄洒落になっているのでした。くだらなくてどうもすみません。どうやらこの読み方が「長年の疑問」だった方がいらしたそうなので(どうもすみません)、プロフィールなるものに書いておきました…

出生率2.0

諸君 私もデータが好きだ。というわけで例のフランスの話。僕もヘタレではありますがデータが好きなので(笑)ちょっと調べてみました。データはINSEEのここにあります(肝心の2006年の数字はまだ全部揃ってないのでしばらくしたらまたチェックしたいと思い…

最近読んだ本 岸信介特集 その2

昨日の続き。 満州と自民党 (新潮新書)作者: 小林英夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11メディア: 新書購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (30件) を見る割と期待して読んだんだけどちょっと期待はずれだったかなあ。2時間くらいで読めちゃ…

最近読んだ本 岸信介特集 その1

以前教育基本法改定に際し書いたとおり、岸信介についての本を読み漁っているところ。ちょうどストックの半分くらいを読んだところなので(もっともそのストックも増えつつあるのだけれど)、区切りとして簡単にメモしておく。overallでいうと、もともと憲法…

米シティ・グループ 「事実上の撤退」との見方

これも今更なお話ですけど。 「消費者金融」縮小 米金融大手のシティ・グループが、日本での消費者金融事業を大幅に縮小するのは、貸金業規制の見直しで経営環境が一段と厳しくなると判断したためだ。シティの日本法人であるCFJは、約320の有人店舗の…