洗濯物を干し終わった瞬間に雨が降ってきた件について

正直いかがなものかと。

しかし改めて考えてみるまでもなく、つくづく世の中はめんどくさいことに満ち溢れていることであるよなあ。僕はこの「めんどくさい」というのがどうも口癖らしく、しょっちゅう口にしては奥さんに怒られるのだけれども、考えてみると僕にとってめんどくさいことというのは、すなわちやりたくないことに他ならないのだな。

いったい世の中やりたくないのにやらなきゃいけないことが多すぎる。洗濯しないといずれ着る物がなくなるし、食器は洗わないといずれ何か食べるのに苦労するし、仕事しないといずれ(幸い今では直近ではなくなったけれども、遠くない将来において)それこそ食べるものに苦労するし、だからといって何も食べないとかなり近い将来において死んでしまうことになる。

要するに何かやりたいことをやろうとすると、その前にやりたくないことをいくつも片付けないといけないわけだ。これではやりたいことをやっている暇がないではないか。理不尽すぎる。

でもこの歳になってようやく気付いたのだけど、やりたくないのにやらなきゃいけないことというのは、果たして生きている以上ゼロにすることは出来ないのであった。南無南無。

なので、僕にとって世の中を生き易くするには、やりたいこと1つあたりのやりたくないのにやらなきゃいけないことの数、つまりやりたくないことレシオを減らすことが課題となるのであった。どう減らすかは別にして。

あれ、でもこれだとやりたいことを増やしてもこのレシオは下がって僕の人生は改善されることになるな。変だな。いや、だからあれこれ手を出して宿題ばかり増えて収集つかなくなるのだったりして。なるほど。わはは。

案外これが僕にとっての幸せの定義かもしれない、いや時間の概念を導入して動学的に考えるべきは、でも微分苦手だし、と馬鹿なことを考えてるうちに雨は止み、空には薄い晴れ間がのぞくのであった。なべて世はことも無し。お皿洗ってきます。