金融政策論議の争点―日銀批判とその反論(ASIN:4532132363)

読みかけ。なんか対談で新保さんがタコ殴り状態で非常に気の毒。って期待の経路を持ち出さずにマネタリーベース増からマネーサプライ増の話をしちゃっているのでしょうがないのだけれども。
ていうかこの時点(2002年)においても期待の果たす役割が全く理解されていなかったようで驚く。って今でもそうですか。小宮御大がトンデモの権化と化していて非常に悲しい。香西とかいう人はサプライサイド+シバキアゲで完全にアレだし。こんな人野放しにしちゃいけませんよ。深尾氏は状況把握は良いんだけど対策がいきなりマイナス金利だし。もっと他にもやることあるだろう。岩田(一)氏は学者すぎてモデルの説明以上のインプリケーションを与えてないし、日銀の白川って人はやっぱり針の穴から世界を見ているし。あーあ。
例によって岩菊先生のお話が救い。この辺は後ほど「アレでもわかる期待のお話(仮)」としてまとめて書いてみたいと思っています。