勘違いしないで欲しいんだけど、僕、リベラルじゃなくてリバタリアンだから。
って殺し文句はどうだろうか。
用例：
- 僕 ：「やっぱなんで国が戦没者を祀らなきゃ逝かんのかよくわからんのよ」
- ミギマキ君：「だって日本のために戦って亡くなった人たちなんだよ」
- 僕 ：「そんなの遺族が個別に弔えばいいじゃん」
- ミギマキ君：「でも今の日本があるのは彼らのお蔭じゃんよ」
- 僕 ：「まあ良くも悪くもそうだ罠」
- ミギマキ君：「けっ、この左巻きが」
- 僕 ：「勘違いしないで欲しいんだけど、僕、リベラルじゃなくてリバタリアンだから」
わはは。
ていうかですね、右左の1軸だけしか選択肢のない今の日本の思想状況（笑）には閉塞感が漂いまくりってことないですか。経済的にはみんな左巻き、道徳的にはどっちに軸足を置いて良いのか良くわかんない中で、個別の問題にfocusしてお互いウヨだサヨだ言い合ってる状況と言うのはなんというか馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。そんなところに自分を押し込んでどうするんですか。
で、こんな状況を作った原因として、いわゆる知識人/文化人やマスコミや学者や「大衆」や学問と現実を別のものとして考える東洋の伝統なんかのアレさ加減をあげつらうのは、今となっては簡単だけれども、実はそういうのって10代20代の頃って良く見えなかったりするものであるなあとは激しく思うのですよ。
とりあえず「リベラル」が遍在（偏在じゃないよ）している環境（だから中心なんかない）に首までどっぷり浸かって育ってしまったら、ニュートラルがどこかを探すだけで一苦労デス罠。更に自分のデフォルトの立ち位置が、実は1軸でなく複数軸で決定されていると気付いた瞬間にはどうしても自分探しの旅に出かけたくなりませんかそうですか【いい歳して自己正当化とはsvnseeds】。わはは。
とりあえず、縦軸に道徳に関する政府の関与（＋多/−少）、横軸に経済に関するソレ（＋少/−多）をとって日本版政治羅針盤を誰か作ってくれないか知らん。
