クルーグマンといえば

「嘘つき大統領のアブない最終目標」の100-101ページに面白い記述があったのでちょっと抜書きしてみよう。イラク戦争時のアメリカのテレビメディアの報道が政府寄り過ぎた、という文脈で、

政策決定、特にメディア規制に関する決定においては、政府はお気に入りのメディアには見返りを与え、気に入らないメディアはこらしめる。民営のメディアはどうしても実力者のご機嫌を取るようになる。もっとも政府に所有されているわけではないので、BBCにように国民から厳しいチェックを受けることもない。BBCは、与党の手先と見られないように気をつけていなくてはならないのだ。

ということでしっかりするように>NHK。ていうか政治介入があったって話が出る時点で国営放送としてもうダメダメだってことわかってんだろうか。もちろん政治家の側も同様で、国営放送に介入したという噂が立った時点で真偽はともかくダメダメだろう。

僕は個人的にNHKなんて国営なんだから税金で運営すりゃいいんじゃないの、と思ってしまう人間なんだけど(テレビ見ない人には還付すれば良い。非効率な人手による集金なんかやめればひとり当たりの負担は大したことにならんのじゃないか)、考えたらチェックしなきゃいけないはずの国民が一番ダメダメなんじゃないかという罠。ということで三方丸く収まりお後がよろしいようで・・・_| ̄|○