「自由論」J・S・ミル(ASIN:4003411668)

をぽつぽつ読んでます。いやー文が長ったらしくて読みにくい!(原文からしてそうらしい)。ポストモダン系と違って意味が通るからよっぽどましだけど。わはは。
で、この岩波文庫の訳者あとがきを読むと、訳文(の最初の稿)は1941年のシンガポール陥落の頃に出来上がっていたそうな。それをシンガポールで読む偶然。人生なかなか奥が深くて捨てたもんじゃないなあ。あ、しかもこの陥落した日は僕の誕生日だ。なんか因縁を感じるなあ。
因縁といえば、次に読もうと思って持ってきた「日本の選挙」(ASIN:4121016874)でミルのこの著作にふれているところがあるみたい(まだ目次しか見てないけど)。こういう、たまたま読む本がどこかで繋がってる感じというのは久しぶりでなんか嬉しい。昔はこの感じはもっとあった記憶があるんだけど、最近はあまりないなあ。変にテーマを絞って読むとダメなのかな。