ポール・マッカートニーはロックベーシストとしてはじめて64分音符を演奏したことで知られている。

おれカネ先生のところ経由。知りませんでした(笑)。演奏における速さについては昔、id:kinaさんに反応してこんなの書いた記憶が。
確かに、細かい音符をとれる人とそうでない人は、はっきり言って一緒に演奏できません。ジャズだとそれが顕著に出ます(ロックの場合、基本的なビートが8分音符だったり16分音符だったりするのであまり問題にならない)。
そういえば昔、この人と一緒に演奏したとき、全然合わなくてなんでだろうと思った記憶があるなあ。Ryuさんギター速過ぎです。もう弾かないのかな。今だったらちゃんと一緒に演奏できるんだけどな。

ガーリックトースト

懸念していた通り、昨日の残りのフランスパンはすっかりまったりしけってしまっていた。ので、にんにくをこすりつけてオリーブオイルたらして、ガーリックトーストにしてみた。これがおいしい。にんにくこすりつけてオリーブオイルたらすだけ。
こすりつけただけじゃ大して味がしないんじゃないかと思っていたのだけど、このほんのり感がとても良いのですよ。1本千円くらいの安白ワインを炭酸で割ったものと一緒にいただくと夏っぽくて良い感じ。ワインを割るなんて邪道って感じなんだけど、ギリシャが長かった義理の父によればあちらではよくそうするとのこと(ただし昼間の話。ディナーでそうやって飲んだら怒られたらしい(笑)。レストランの格にもよるんだろうなあ)。
次回はnasukei先生お勧めの「パン・コン・トマテ」を作ってみよう。しばらくパン食が続きそうな予感。

アメリカン・コーヒー

義理の父はあの年(60代半ば)にしてはオープンでマイペース、仕事の都合で海外が長かったせいもあるだろうけど、結構変わった人でなかなか面白い。ギリシャやスペインの昼寝文化を理想とし、今は引退してゴルフ三昧の悠々自適。生活を楽しむという点で、生きていれば同じくらいの歳のはずの僕の父と正反対の性格。まそれはさておき。
彼が僕ぐらいの年だった頃の話。胃腸が悪いこともあり、コーヒーはいつも薄めで飲んでいた彼が、出張で米国に行った際にオフィスのそばのコーヒーショップで注文したのが「アメリカン・コーヒー*1」。店員に大真面目で「アメリカのコーヒーは全部アメリカン・コーヒーだ」と言われて大いに返答に窮したそうな。わはは。
僕もいつか同じジョークでアメリカ人をぎゃふんと言わせてやろうと思いつつ、未だ勇気が足りなくてできない。奥さんに言わせれば、勇気は必要なくて常識が欠けていれば良いらしいんだけど。ってそういう奥さんは「一期一会」が読めませんでした。なんかこうやって書くとすごい家族だな。わはは。

*1:本来の「アメリカン・コーヒー」は「薄い」のではなく「焙煎が浅い」ということらしいけど、当時の日本では単に薄めのコーヒーを指してそう呼ばれていたそうな