万博に行ってきたよ。

入場券をいただいたので奥さんと2人で行ってきた。暑くて人いっぱいで死ぬかと思った。なんか人がやたら並んでるし。

「みんな200分待ちとかよく並ぶよねー」
「単に行列減らしたいだけなら、入場料タダにしてパビリオンでお金取れば良いんだよね」
「で、パビリオンの料金を行列がなくなるところまで上げていく、と」
市場原理主義キター!」
「わはは」
「入場料が高いから、みんなモトを取ろうとしてやたら並んじゃうんだよね」
「sunk costの概念ってやっぱりわかりづらいよねー」
「でもsunk costの意識がないと機会費用とのトレードオフをちゃんと認識できないよね」
「そうそう」
「まー万博っていろいろシェアするのがそもそもの目的だから、パビリオンでお金取っちゃったら意味ないか」
「だよねー」
「それにしても暑いねー」
「あそこのパビリオン、空いてて涼しそう。あっち行こう」

という感じで、やたら並んでるところは華麗にスルーしつつw、すぐに入れる涼しげなパビリオンばかり見てきました。企業パビリオンなんか最初から行く気しなかったもんなー。頂きものの入場券のおかげで僕らにとっての機会費用を正しく認識出来たようです。わはは。

感想としては、なんだかただの物産展みたいになってる思い切りの良いパビリオンも多々ある中(それはそれで面白いんですけど)、個人的に気に入ったのはサウジアラビア館。国がおかれている状況をまとまった形でプレゼンテーションしていて好感持てました。もちろん良い面ばかりでしたけどね。

あと印象に残っているといえば、展示がキレイだったタイ館、トルコ館、フィリピン館。食べ物がおいしかったのはキューバ館のフローズン・ダイキリ(ミキサーを使ったお手軽バージョンだったけどw)【それは飲み物svnseeds】とオーストラリア館のハンバーガーかな。

全体を通して、その国の経済力や勢いがパビリオンの内装や展示コンセプトに如実に現れているように思えたのがとっても印象的でした。同じプレハブの建物を使っていても、かたや天井等を処理せずそのままのパビリオンがあるかと思えば、お金をかけてきれいに作りこんでいる国、お金はかかっていなくても工夫してうまく見せている国、と様々で、大変興味深く、また色々考えさせられました。

ってこうして余計なことを色々考えるのも暑いところ広い敷地をうろうろしたモトを取ろうという根性ですかそうですか。わはは。