ところで唐突ですが

民間部門を合理的期待を形成するものと適応的期待を形成するものの2つにわけて考えると、1. 中央銀行だけで流動性の罠を脱出できる、2. その際には中央銀行のコミットメントとそれを裏付ける行動が非常に重要となる、の2つのことをきれいに説明できるような気がしています(以前馬車馬さんと議論したのがきっかけでずっと考えているのです。ついでに言うと株式市場のバブルの形成と崩壊もきれいに説明できそうな気がします)。

ちゃんとしたモデルを作って説明できれば良いんでしょうけど、今の僕にはとてもその力は無く(何しろ動学マクロやりたい->ミクロ的基礎付けが必要らしい->ミクロ勉強しなきゃ->数式orz、という感じですので(泣笑))、一方でこのくらいの思いつきだったら誰か先に書いてるだろうなとも思っております。

ということで、上記のようなアイデアを元に書かれた論文なりをご存知の方がいらっしゃいましたら是非ご紹介いただきたく。ってここでこんなこと書いてどれだけ意味あるかナゾですが。わはは。ちなみに僕は結果が知りたいだけで自分で何か書こうなんてさらさら思っていないので、どんぴしゃのものがあると大変嬉しく思います。