GDPデフレータ− 24期連続マイナスの-2.6% デフレなおも継続

真に重要なポイントを強調すべくあえて違う見出しをつけてみました(笑)。
各社夕刊も実質GDPの強い数字を前面に出しているけど、実質の値が名目のそれよりも意味があるのはインフレのときだけ。つまりインフレのかさ上げ分を除いてどれだけ本当に成長したかを見るのがインフレ時における実質GDPの意味なんだけど、今は(しつこいけど)デフレなんであって、デフレの影響を除いた実質値を強調する意味なんかどこにもない。
完全にミスリーディングな記述になってるんだけどわかってるんだろうか。そのうち今は本当に景気がいいとか言い出しちゃう人も出てくるだろうなあ。もう出てるか。わはは。
デフレが続いてる中で企業が価格決定力を回復できるわけないだろうにそう思えてしまうのは不思議だ。結局、売上が伸びず、雇用も増えず、消費も回復せず、設備投資も伸びず、元の木阿弥。南無南無。
というかこの記事の最後の文が完全に意味不明ですね。

政府が輸出けん引からさらに内需主導を盛り上げ、安定的な経済成長へつなげることができるかは、これからが正念場と言えそうだ。

こここれはもしや積極的な財政政策を示唆しているわけですか!やるな毎日新聞。君たちは腹を切って死ぬべきだ。わはは。