グリーンスパンは日本の為替介入を批判したか?

日本のブルームバーグの記事と、その原文と彼らが言うところのもの。ちょっとでも英語がわかる人であれば、これらが全くかけ離れた内容の記事になっていることがわかるだろう。
一体これはなんなんだろう。前からマスコミの経済記事はおかしいと思っていたけれど、これほどおかしなものは初めて見たかもしれない。
「強く牽制した」とか「金融緩和の行き過ぎに警告した」とか、日本語記事にあって英語記事にない文句は一体誰の頭の中から出てきたのか?翻訳の間違いじゃ済まされないレベルなんだけど当事者達はわかってるのかな?それともみんな原文記事なんか参照しないと思ってるんだろうか?明治時代じゃあるまいし!
たぶんどちらの記事も数日のうちに参照できなくなると思われる。なので、興味を持った人は各自保存しておくと良いでしょう。
ちなみにグリーンスパンの講演そのものはここで読める。長いのでまだちゃんと読んでないけど、日本の介入に批判的な発言は見当たらないように見える。別に陰謀論を語るつもりはないけれど、日本のマスコミは何のために何を言っているのか、ちゃんと考えた方が良いかもしれない。彼らはただ馬鹿なだけじゃないのかもしれない。