自律分散=スタンドアロン?

浅田彰のこの発言、

本誌でも述べた自律・分散・多様の原則は個人にも言えるわけ。つまり、できればスタンド・アローンでやれるってのが理想なんだよね。たとえばパソコンの常時接続ってのがいいのかどうか。本当は常時接続“可能”がいいんだよ。つなごうと思えばいつでもワールド・ワイド・ウェブにつなげるけど、切ろうと思えばいつでも切れる、と。

「本誌でも述べた」って本誌の方を読んでないのでなんとも言えないけど、無茶苦茶違和感あるなあ。
自律分散って相互に接続されているシステムだと言うのが僕の理解。単に制御(やらなんやら)が中央に集中していないだけだ。一方、スタンドアロンてのはどこにも接続されていないシステムのことだよね普通。なんで、自律分散の形態のひとつがスタンドアロン(って言ってるよねこれ)だと言うのはしっくりこないよな。相互に接続されてなければそれはた別々のもののただの寄せ集めだ。単に自律分散って言いたいだけちゃうんかと。
この引用後の田中康夫とのやり取りもツッコミどころ満載です。部室より。