日銀の福井総裁「日本に根ざした新しい経済学が必要」

苺経済板ロビーから。
もう脱力。まじでダメだわこりゃ。本当にあと10年ダメかもしれない。少なくとも福井（怒り心頭なので敬称略）の任期であるあと5年はダメだ。今後、景気は回復することもあるかもしらんが、それは福井日銀が何かやったおかげだから、ではないことはこの発言で確実になった。
欧米で基礎が作られた数学、物理学、化学は信用ならんのか？もうアホかと。
ちなみに経済学は科学ではない、なんてわかったふうは口を利く人は、まともな教科書を1冊でも良いから読んでから出直してくださいまし。
マンキューの入門書、ミクロ編とマクロ編はわかりやすくて良いです（スティグリッツの入門もかなりお勧めのようですが、僕は読んでいないのでわかりません）。
この2冊、前半は同じ内容なので（この編集方針は疑問）、どっちか興味あるほうだけでも良いかも。とにかく最初の「経済学の10大原理」だけでも立ち読みする価値ありです。経済学に対する考えが変わるはず。真顔で「経済学勉強してもちっとも金持ちにならないじゃん」とか「経済学なんてインチキ」なんて言ってる人（実は僕も数年前まで本気でそう思っていた）、だまされたと思って読んでみて下さい。いかに上の福井の発言やここ数年の日銀の施策がタコなのか、良くわかります。