FOMC has come

いよいよ利上げサイクルの開始なり。経済に注目しだしたのが2001年初頭だったので、ちょうどサイクルの折り返し地点までを目にしたことになる。ちょっと感慨深い。しかし今年の春頃までは最初の利上げは今年後半だと思っていたんだけど(具体的には8〜10月)、いやー早かったなあ、労働市場の回復。
ちなみに今回はほぼ間違いなく0.25%の利上げ。これ以上でも以下(まさか利下げはあり得ないけど)でもequityは暴落必至。つまりこれ以上だと予想以上に早いペースで利上げが続くと見て弱気、利上げなしでもインフレ懸念から弱気、と。わかりやすくていいなあ。
むしろ注目は声明文の文言で、今後どのくらいのペースで利上げしていくのか、それを読み取ろうとみんな目を皿のようにして読むことでしょう。コンセンサスは今年末に2.00%〜2.25%(現在は1.00%)。FOMCのたびに0.25%ずつ上げていくとちょうど2.25%になるという計算。2.00%と2.25%の違いは、大統領選直前の11月のFOMCには利上げはないと読むエコノミストがいるかららしい。この辺はとても面白い。どうなることでしょう。
では予想通り本日0.25%の利上げがあった場合、equityはどう動くか。僕は予想屋さんじゃないんでどうでも良いんですが、最近良い指標が続いていることから、様子見を抜けた投資家達はまず買いに走るというのはあり得るかもしれない。今日はFOMCの前にChicago PMIが発表になるので、その数字が良ければたぶんそうなるでしょう。あとのことはわかりません(笑)。投機は自己責任でおながいします。わはは。