「昭和恐慌の研究」岩田規久男 編著(ASIN:4492371028)

これ凄いですよ面子が。例によって苺経済板のこのレスから引用。

『昭和恐慌の研究』入手……とんでもない執筆陣でかなーり笑いました。
序章 中村宗悦
1章 野口旭・若田部昌澄
2章 若田部昌澄
3章 中村宗悦
4章 田中秀臣
5章 岡田靖安達誠司岩田規久男
6章 飯田泰之岡田靖
7章 安達誠司
8章 中澤正彦・原田泰
終章 岩田規久男
ラストに全員の指名手配写真つきw
内容的には学術論文集みたいで結構難しめです

目次は東洋経済ここにもあるけどこれも引用しておこう(紹介の順番逆かw)。

1930年の金解禁に始まる昭和恐慌。そのとき、学者たちはどのような論戦を繰り広げたか。恐慌脱出を可能にした理由を明らかにし、現代日本への教訓を導き出す。

序章 金本位制移行から昭和恐慌まで:歴史的概観
第1部 金解禁論争をめぐって
第1章 国際金本位制の足かせ
第2章 「失われた13年」の経済政策論争
第3章 金解禁をめぐる新聞メディアの論調
第4章 経済問題にかかわる雑誌ジャーナリズムの展開
第2部 回復への途
第5章 昭和恐慌に見る政策レジームの大転換
第6章 昭和恐慌と予想インフレ率の推計
第7章 昭和恐慌期における不良債権問題と金融システムの転換
第8章 なぜデフレが終わったのか:財政政策か、金融政策か
終章 昭和恐慌の教訓

うーん面白そう。確かに竹森先生が序章書いてたら完璧でしたねえ。