消費税内税化

おやっさん(aka noguさん)に言われてたの忘れてた。これがご本尊ですね。現在の表示は「わかりにくく、比較しずらい」ってなんかやっぱり馬鹿にしてるよなあ。って感じるのはひねくれ過ぎですかね。個人向け国債のポスターと同じ印象を受ける。つまり表面的な説明やイメージでごまかせると思われてる気がしてならんのだ。
おやっさんの紹介してくれたリンク先にあるような、システム変更はワンタイムで済む(まさかそこで投資が増えるってのをあてこんでるんじゃなかろうな)。けど値札の方は今後、消費税率が上がるたびに書き換えなきゃいけなくなる。まさにメニューコストだなあ(本来の文脈では低いインフレ率はそんなにコストはないよ、ってものです、念の為)。
更に問題なのは、税率が上がっても消費者に転嫁しきれない小売業者が沢山出てきそうなこと。これは印象の問題ではないと思うんだけど、どうかな。本当に消費が冷え込みそうだ。
これだけのコストを払って(しかも全部を民間に押し付けて)得る価値のあるもんなんだろうかね、その「わかりやすさ、便利さ」は。僕にはそう思えない。議論は尽くされてるんだろうか。
【追記】推進派の言い分もひどいけど、反対派のそれもアレな気がするのは気のせいか。なんか感情的な主張が多いんだよなあ。もっと冷静にコストを(つまり損得を)比較した議論ってないのかな。ないか。いつもそうだもんなあ・・・。