今日の頭音:East of the Sun, The New George Shearing Quintet, from the Album "That Shearing Sound" (ASIN:B00005FEHM)

昔はこういうまったり系の音楽は全然好みじゃなかったんだけど、なんとはなしに中古で購入したこのアルバムはかなり気に入ってしまいました。1曲目のこの曲が朝からずっとかかりっぱなし。昨日4回くらい繰返し聴いたせいだろうな。
George Shearingについては「まったり系」ってラベルしか意識になくて、このアルバムで初めて聴きました。だから他の録音がどうだかは良くわからないけど、Quintetとしてのスタイルがかなり興味深い。
編成はPiano/Guiter/Vibraphone/Bass/Drumで、Big BandのSax Soli的なアプローチというか、Piano/Guiter/VibがPianoにぺったりくっついて、一糸乱れずに演奏してるのがとても面白い。Rhythm Section Soliって感じです【それが"Shearing Sound"ではsvnseeds】。ソロも順番に回すんじゃなくて、ある曲はGuiterなし、ある曲はVibなし、だったりする。当然御大のピアノは全部の曲でソロ取ってます。
嬉しいのはこのアルバム、DrumがあのBasieのバンドでも演奏していたDennis Mackrelなんですよ!派手なことは全然やってないんだけど、とにかくグルーヴしていて歌っている。まさに好サポートです。こういう渋い演奏が出来るようになりたい【Elvinはどこへsvnseeds】。
話変りますが、僕のCDの聴き方は同じアルバムをなんべんも繰返し聴くという(たぶんちょっと変った)もの。しかも自分の中で流行り廃りがあるので、1ヶ月くらいずっと同じCDばかり聴いてたりします。さすがに今はもう出来なくなったけど、昔は1週間ぐらいに家に引きこもって同じCDをずっとかけながら本読んだりプログラム書いたりしてました。
で、そんな聴き方をしているので、家にあるCD(たぶん400枚くらい)はほとんどが1曲終わると次の曲のイントロが頭の中で流れるようになってます。この領域をパージしたら何かを新しくおぼえられるのだろうか。脳を増設するよりは可能性がありそう。南無南無。