溝口財務官の介入 究極の円高政策だった?

もう究極のトンデモですよ。開いた口が塞がらないとはこのことです。どうしてロクに経済学を学んだこと無い人が新聞の社説で経済について書くんだろう?(答え:新聞はテキトーなメディアだからですね!)。とにかく全部デタラメなんだけど、一番わかりやすいところを挙げておこう。

いくらでも介入するとの決意は、ドル売りに安心感を与える。

これ最強。いやすごい。
ドル売りってことは円買いってことです。何で円を買うかというと、ドルが下がると思っているから、つまり同じことですが、円が上がると思ってるからです。わざわざ損しようとする奴はいません。これ大事です。
で、財務省がいくらでも介入する決意があるってことは、いくらでも円を売るってことです。いくらでも売られる何かが今後値を上げると信じられる人ってすごいと思いませんか?僕はすごいと思うなあ。いやあ毎日新聞の記者さんってすごいなあ。わはは。
ある日突然、何でもいいんだけど、例えば金銀プラチナがいくらでも合成できるようになったと思いましょう。原価ゼロでです。その時、その無尽蔵に手に入る金銀プラチナを買い込もうとする奴がいるでしょうか?いると思う人、手を上げてくださーい。
はい。円買いドル売りってのはこの状況で金銀プラチナを買い込むのと全く同じ状況だってこと、わかりますか?>毎日の人。日本にとって円というのは、無尽蔵に用意できるものなんですよ。原価はほぼゼロです。
こんな状況でナニをどう考えたら安心できるのか、ちゃんと説明してもらいたい。安心どころか恐怖するはずなんですよ本当は。だから介入枠なんてのは撤廃した方が良いんだけどその理屈わかりますか?
もうね、いまだに「地球は平らだ!」って大声で叫んでるようなもんですよ。恥ずかしいとか通り越して、「良い病院紹介してあげようか?」ってなもんです。冗談抜きで誰か何とかしてください。期待しませんけど。わはは。