「反戦運動の凋落」

同じくbewaardさんの今回の更新から。そうか、exit policyの話、最初にbewaardさんのところで読んだんだった。一昨日の僕の話は完全に蛇足だったな。
それにしても、反戦運動の凋落。そうなんですよねえ。道化役というか、check and balanceの役割を果たしうるようなrobustな反戦論って無いですね。一方的だったり感情的だったり、つまり最初から議論を前提としないような主張ばかり。「馬鹿だと思われたくないから反戦って言わない」人って多いんじゃないかな。結果、深い議論がなされることなくずるずると事態は進展していくことになる。
僕は、経済学って反戦を主張する根拠の柱のひとつとして有効だと思うんですけどね【馬鹿の一つおぼえのsvnseeds】。戦争するより通商した方が良いから外交に努力するだろうし、何より戦争はあまりにリソースの無駄だ。例の「マクドナルドがあるところに戦争はない」ってヤツです(まあそのマクドナルドが今じゃテロの標的になってるわけだけど)。
でもまともな議論が出来ないのは政治の世界だけじゃないですね。これを話し出すと教育の話になってしまう。うう。