今後の見通し

目先の課題が済んでないのに今後の話をするのもアレだけど。
いずれ、ここで以前書いたように、文節の連鎖、発話の連鎖をマルコフ過程として扱えれば、と思ってます。
現状の単語(形態素)単位のマルコフ連鎖では、極端な話、開き括弧に対応した閉じ括弧を出力することすらできない(adhocな対応だったらもちろん可能ですよ)。こういった、距離がある対応関係ができない点をもって、自然言語マルコフ過程と見ることの弱点とする指摘が良くあるんですが、僕はそう思わないわけです。
つまり、会話をマルコフ過程入れ子と見ることでかなり問題がすっきりする、と考えているんですが、まあこの話はまたいずれ。僕自身まだ整理が全然ついてないので(と言ってはや数年が過ぎているわけですけど。もはやライフワークですな)。