「多様性を認める社会」と「すべてのヒトが幸福であることを保証する社会」は両立しない。
何故なら、「どんな集合にも属さない要素または集合」を含む集合は考えられないから。
解説。
「多様性を認める社会」であるということは、「すべてのヒトが幸福であることを保証する社会」から逸脱する存在を認めるということだ。
一方、「すべてのヒトが幸福であることを保証する社会」から逸脱する存在は、定義により幸福であることを保証されない(不幸とは限らない。もしかしたら幸福かもしれない)。
つまり、「多様性を認める社会」では、すべてのヒトが幸福であることは保証されない。
よって、「多様性を認める社会」と「すべてのヒトが幸福であることを保証する社会」は両立しない。解説終わり。
ってこんなことはとっくの昔に誰かが言ってるんだろうけど(8歳のときのバートランド・ラッセルとか)、稲葉先生のところの内藤さんのコメントを読んでこんなことを考えた。アレは僕にとっては悪夢のような世界ですよ。
ところで、こういうのって思いつくのは一瞬なのに人にわかるように説明するのはめんどくさいものであることだなあ。ってこれでもわかんないですかそうですか。どうもすみません。わはは。